HAKUICHI-BOOTH
HAKU-DESIGN
IPEC2007
会期: 2007年11月21日-24日
会場: 東京ビッグサイト 西ホール2
デザイン:ディーコンセプトデザインオフィス/竹村尚久
施工: 株式会社ムラヤマ
■CONCEPT
2007年11月にインテリア系展示会IPECでのブースデザイン。
金箔などを扱う金沢の企業である。
昨今ではインテリアの空間で使用されることも多くなってきていることから、インテリアのデザイナーやコーディネーター、設計者に対して「箔」を広めたい、とのご要望からデザインの検討を行った。
■「箔」についての認知を広めるブース
今回自分自身も「箔」を扱うブースをデザインするということで「箔」についての調査を行った。そこでこれまでは「箔」=「金箔」というシンプルな図式しか持っていなかったことに気づかされた。
箔というと「金箔」を一般的には想起するが、実際には銀箔やプラチナ箔、古代箔や虹彩箔などその種類は数限りなくある。そして、その箔をあしらった「素材」も紙に箔を貼ったもの、布やガラスに貼ったものなど多種にわたる。
今回のブースデザインに当たっては、まずその「箔」に対するデザイナー・設計者の認識を変えることを目的としたものとすることにした。
■遠目と近目
コスト的な制約がある中で、今回は遠目(遠くから見た際の視認性)への配慮として多様な種類がある「箔」の見本をシンプルに並べることにした。シンプルな壁面に社名と、金箔だけではない、多くの箔を一覧で見せることでまず、「箔とはいろいろな種類がある」ことを一瞥で分かるようにしている。
その上で、ブース内については細かく仕切ることをせず、2m×4mの大きなテーブル1つのみを設けて、その上に、さまざまな種類の箔のサンプルを並べることとした。このサンプルを来場者が自由に手にとってみられるようにし、文字通り体感してもらうことを企図している。大きなテーブルのみを設けて、サンプルを並べて、実際に手にとって体感してもらう方法は、シンプルではあるが、今回のような商材の場合、単純に「見せる」だけでなく、「触れて記憶に刻みつけていただく」には効果的な方法と考えている。