FABRIC-FOREST
DESIGNTIDE EXTENTION 2010
会期: 2010年10月30日-11月3日
会場: アラカワショールーム
PROJECT DIRECTION+SPACE DESIGN:竹村尚久|ディーコンセプトデザインオフィス
GRAPHIC DESIGN:池上直樹|コトホギデザイン
FASHON DESIGN|FURNITURE WEAR:前田京子|インディビデュエ
FURNITURE DESIGN:江澤昌英|STUDIO M
LIGHTING DESIGN:高橋翔|EOS PLUS
■CONCEPT
DESIGNTIDE EXTENSION。
2010年11月。DESIGNTIDEの外部イベントとして参加を行った。
インテリアとファッションの融合。
本展示は、このテーマの下に展示を行った。
インテリアがファッションへ。
ファッションがインテリアへ。
2つの側面からアプローチした2つの方向性の展示物が本展示には提案されている。
1-ファッション(アパレル)からインテリアへ
細巾織物。
服のネームタグや紐関係、パンツのゴムなど。
アパレルの副資材として重要な位置を占めるアイテム。
その細巾織物の産地として有名なの地域が石川県だ。
とある出会いからこのプロジェクトは始まった。
たくさんのサンプルを前に、彼らは言った。
こんな技術があるんだけど、インテリアで何かできないだろうか。
そんな言葉から、今回は彼らの技術を用いてインテリアの装飾材を製作し、空間を構成してみることを考えた。
同じファブリック系でもインテリアとアパレル系は考え方が違う。
それはプロジェクトを進めていくに当たって、彼らと会話をしていくうちに気がつくようになった。
「インテリアにおけるエレメントは空間を構成する一部。それぞれのパーツのデザインは、それだけ見ると未完のようであり、中途半端なように見える」
このことは彼らには新鮮な考え方らしく、彼らの技術を用いて、インテリア系の装飾材を製作する時、「こんな感じでランダムにね」
と依頼すると、皆不思議そうな顔をしていた。
FABRIC FOREST。
会場を構成する無数の糸や紐は全て彼らの技術を用いて製作したオリジナルのエレメントになる。
これがパンツのゴムと同じ材料とは思えない。
2-インテリアからファッション(アパレル)へ
ここ数年、インテリアファブリックの展示会に実行委員として関わってきた。
インテリアファブリックの方々と話していると、彼らは常にそのインテリアファブリックの可能性を探し求めていることに気づかされる。
昨今の消費者の価値観の変化。
その一つに、「自分らしさの追求」があると考えている。
これほどまでに価値観が多様化してきた今日、「みなと同じもの」ではなく、「じぶんらしいもの」に対する要求はますます高まって来ていると言える。
それに対してインテリア空間。
特に、住空間。
特に、マンション。
残念ながら現在でも、例えばカーテンを買っても、買い換えるのはずっと先、人によっては数年もそのまま、という場合も珍しくないのが現状。
高価なものだけに、気軽に変える、と言うことは難しい、というのがインテリア。
でも、もしファッションのように、気軽に「着替える」ことができるインテリアがあればどうだろう。
この考え方から、このプロジェクトは始まった。
椅子の服を作ってみよう。
これは決して、家具の「カバー」を作ってみよう、という単純なものではない。
まず、裸の椅子がある。
そして、別に椅子の服がある。
パンツがありブラウスがありジャケットがある。
靴下もあれば靴もある。
椅子のための服。
今日は大切なお客様、という時にはとっておきの服をこの椅子に着せよう。
今日は、気軽な友人だから、普段着でもいいか。
そんなやり取りで、インテリアも変えられたら、きっと生活はもっと楽しくなるに違いない。
FABRIC FOREST
今回は、カーテン生地等、インテリアファブリックを利用して「椅子のための服」(+はだかの椅子)を製作してみた。
これはインテリアのファッションに対する試みとなる。
FABRIC FOREST
インテリアとファブリックの融合が今回のテーマ。
両者はもっと近づくことができる、そしてそれが現実化してきた時、我々のライフスタイルはよい意味での化学反応がおこることだろう。
今回は、そのための一つの試みである。











