付加価値を高めるデザインリフォーム/Di-CONCEPT

HP01.jpgFABRIC-SCAPE/JAPANTEX-IPEC2007-HOTPOINT

C.Designのカタチ

デザインを進めていく上での、気になっているコトバ。
一部ですが物件に応じてこのようなコトバが飛び交いながらデザインを進めます。

オトナ

オトナのための・・・

最近の物件では「オトナのための・・」がキーワードでした。
オトナ=Darkというわけではないのですが、静かで落ち着いた雰囲気の中で、本当に心を許せる相手とゆっくりと語り合う、そんなイメージを空間化しようと考えていました。
誰にも知られたくない隠れ家的な感じ。

自分流

「自分流」を実現できる空間を提供する。

最近、個々人の価値観が多様化してきていると言います。
これまでは、提供する側が「このような生活でいかが?」という形で、一方的にある意味押しつけていたわけですが、これからはお客さんが「自分の理想的な空間を実現する」ために何を、どんな形で提供できるのか、という時代。
とは言え、それは「何でもあり」、というものでもない。
100%デザインされたものを提供するのではなく、80%作って20%お客さんが自由にできるもの。そんな感じ。ある程度の方向性は提案しつつも、最後の仕上げはお客さん自ら行うことで、「自分流」を実現する、そんな空間。

コドモ

コドモ心を思い出す、ちょっとした遊び。

オトナにも子供の心はあるものだ、と思います。
子供がお砂場で遊んでいるのを見て、ついつい自分も遊んでみたくなったり、
ジャングルジムに登って、滑り台を滑るのが、なんとなくうらやましかったり、
ブロックを自由に組み立てているのをみて、楽しそうだったり。
オトナにも、そんな遊びができればいいのに。
子供に関わるものをデザインするのも好きですが、大人のための子供的な遊びをデザインするのもおもしろい、と思っています。

オウチ

「オウチ」は自分らしさを発揮する場。

最近「オウチ」という言葉が注目されてきているようです。
情報が入りやすくなった時代。ソトに出て行かなくても全てが揃ってしまう時代。
若い人の傾向としてあまり海外に出なくなっているとか。
デートも出かけるのではなく家で、とか。
いろいろな理由があるでしょうが、やはり思うのは現代のように「オウチ」の中で出来ることが、これほどまでに多くなった時代に、日本人にとって「オウチ」は自分の好きなことを実現できる場なんだと考えます。

世界観

世界観を明確にする。

どちらかと言えばデザインの方法に分類されることですが、デザインをする上で「世界観」という言葉を大切にします。ただなんとなくナチュラルで、ただなんとなく派手、というものではなく、そこに住まう人、利用する人、その趣味や感性、そう言ったものを空間に反映して、その場所独自の雰囲気のようなものをつくりあげること。それがアリキタリではない差別化された、ちょっとした個性を持った空間にするために必要なことと感じています。

大義名分

日本人には「大義名分的な空間」が必要。

このことを話し始めると長くなります。
日本人の民族性は一般的に集団主義、と言われています。
そんな集団主義によって日本人同士の「つきあい方」はとても特徴のあるものになっています。例えば日本人は相手が知り合いであれば、気軽に自由に話すけれども、知り合いでなければ、何か「きっかけ」がなければ離さないし、話し掛ける雰囲気もない。電車の中が良い例。
また日本人は個人の行動規範より集団の行動規範を重んじる特徴があります。
挙げればきりがないですが、このような日本人の独特の関係性が、空間に影響を及ぼさないわけがありません。
しかし、今の世の中はほとんどこのような視点からの空間はつくられていない。
日本人がその集団において「個」を発揮するためには「大義名分」が必要。
そう考えています。
電車の中の「シルバーシート」が典型的な例。
「大義名分的な空間」がもっともっと増えれば、きっと社会そのものが変わる、そう思います。