コミック アンチエイジング

差別化を図るデザインリフォーム/Di-CONCEPT

DESIGN-1.jpgFABRIC-SCAPE/JAPANTEX-IPEC2007-HOTPOINT

A.Designについての考え方

1.利用者の満足感を高める「心」をつくること

住宅は元より飲食店、各種店舗においても、その場の持つ「雰囲気」は非常に重要な要素となってきます。サービスや提供する商品がいくら良くても、その場のもつ雰囲気が稚拙であったり安普請と感じられるものであった場合には、その商品のもつ魅力がマイナスになって評価されてしまいます。そして「場の雰囲気」がよいものであると、同じものであってもお客様によい印象を与えることができます。お客様によい印象を持ってもらうこと、よい感覚をもってもらうこと。そんなお客様の「心」をつくることが、空間をデザインする上での大切なこと、と考えています。

2.「結果」を出すためのデザイン

当社がデザインを進める上で大切にしていることは、「デザインとは単にきれいなもの、センスの良いものをつくるものだけではなく、そのプロジェクトに求められている結果を確実に出すための手法の一つであり、その商品に魅力をつけるための手法でもある」というものです。デザインとはデザイナーの独りよがりな作品ではないと考えます。店舗なら、確実に集客につながるもの。販売用のマンションなら、確実に売れること。賃貸用なら確実に素早く借り手がつくこと。
そのような結果を出すための手法。それがデザインの力だと考えています。
広義にデザインを考えるとその他にも解釈がありますが、仕事に際してはその考えを大切に進めるようにしています。

3.「差別化」のデザイン

「ちょっとした個性」
日頃デザインを考える上で、よく考える言葉です。特に商業系であった場合には、周辺競合物件との差別化が重要となってきますが、気を衒いすぎると、好みが分かれて逆効果になる場合もあります。とは言え、一般的に受けそうなものにすると特徴がなくて、それはそれで「売れない物件」になってしまいます。そこで大切なことが「ちょっとずらしてみること」。例えば、一般的に選びがちなクロスを少しだけ違うものにしてみる。床材も、同じ値段だけど、少しだけ違うものにしてみる。そんなありきたりに選びがちな品番を少し外すだけでも、印象の違うものになって、それが差別化できる要素になることがあります。「ちょっとした個性」が差別化につながる。それは決して費用をかけなくてもほんの少しの工夫でできることであり簡単なことだと思っています。


4.「機能」と「デザイン」のバランスをとる

計画に当たってはデザインの面と同時に機能面も重視して、双方のバランスをうまく取ることを考えて進めていきます。
デザインばかりを考えると機能的でなくなり、使い勝手が悪い、きれいなだけの空間になってしまいます。
機能面とコストばかりを追求すると、まとまりもなく魅力もない「売れない物件」、「安かろう悪かろう」物件になってしまいます。
機能とデザイン、双方のバランスをうまくとったデザインとすること。
当社ではそのようなデザインをご提案いたします。


5.「コスト感覚」を重視する

予算を掛ければよいものが出来るのは当たり前ですが、一般的には予算が限られている場合がほとんどかと思います。そして、予算が少ない場合には、よい空間が出来ないのか、というとそうではない、と考えています。
大切なことはポイントを絞ってメリハリを利かせたデザインを行うこと。
そうすることで、限られた予算の中でも、印象の深い魅力的な空間づくりは可能となります。
当社では、お聞きした予算に合わせたデザインが可能です。
予算に合わせてポイントを絞った計画を行い、その予算以上に見える空間をご提案するようにしています。



B.Designの手法

デザインを検討をしていく上での方法。
何を大切にして、どのような基準で考えるのか。そんな方法を表す言葉。

LinkIconDESIGNの手法

C.Designのカタチ

デザインを進めていく上での、気になっているコトバ。
一部ですが物件に応じてこのようなコトバが飛び交いながらデザインを進めます。

LinkIconDESIGNのカタチ


デザイン事例

1.差別化のデザイン

MEMBER'S GUILDMEMBER'S GUILD

オトナのためのオトナの空間
として差別化

新宿住友ビル49階にある会員制のダイニングバー。
同じビル内にある店舗が、比較的若者をターゲットにした店舗が多いため、飲食店が「会員制」であることを考慮し、「オトナ」が似合う「オトナのための空間」となるよう計画することとした。
夜景を最大限よく見えるように、店内は「黒」を基調に落ち着いた雰囲気を出す様にしている。天井の照明は直接光源が見えないようグレアレスダウンライトを採用。折角の夜景が見えるガラスに照明が映り込まないよう気を使っている。
また、新宿にある高層ビルの中で、100人規模のパーティーが出来る場所が限られているため、この店舗では、店内を細かく仕切ることをせず大きな一体的な空間を確保することとして機能面からも差別化を図っている。
この「オトナ」の雰囲気の店内とパーティー対応の空間によって、平日だけでなく土日にも予約が多く集まっている。

「商空間デザイン」掲載
(日経アーキテクチュア別冊)
「iA」12号掲載

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LinkIconMEMBER'S GUILD HP

2.コストコントロールのデザイン

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入りやすい工夫とリピートしてもらうための工夫

本計画においては、限られた予算を最大限活用して、「結果」を出すべく「ポイントを絞った計画」を行った。改修のポイントを、お客様をホテルに誘い込み「入りやすくする工夫」と、一度訪れたお客様がまた来たくなる「リピートをしてもらうための工夫」に分けて予算を配分している。これらのポイントはどちらか一方のみでは中途半端で確実な成功に結びつけることは難しい。
計画をこれら2つのポイントに分けた上で、さらに機能を「必ず必要なもの」と「必ずしも必要としないもの」に分けて考えて、切り捨てる部分は切り捨てて、最終的なデザイン案を決定している。その結果、客室はクロスの貼り分けと雰囲気を効果的にする照明デザインのみによって明確な世界観を出すこととして、ローコストで「非日常の世界観」を表現することにした。

「iA」12号掲載
「商店建築」2009年4月号掲載


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成功の事例

1.売りにくい土地を売れるようにする

明るく開放感を出すS-PROJECT

路地上敷地の建売住宅。
「デザイナー物件」を前面に、「こども」と家族のコミュニケーションをキーワードに明るく開放感あるデザインを提案。即入居者決定。

最寄駅からバスで8分+徒歩5分の場所にあり、かつ奥まった路地状の土地の新築建売住宅の計画。「デザイナー」が携わっていることを前面に出し、コンセプトを販売の重点において計画を進めた。周辺環境から「こどもや家族が自然とコミュニケーションをとれる家」として広く一体的な空間を確保し、白を基調とした仕上げ材で、奥まった土地でも明るく開放感を感じるような工夫を行った。
販売開始後すぐに購入者が決定。

路地状の土地路地状の土地の物件

2.駅から距離のある賃貸物件

女性をターゲットにした物件i-HOUSE

OL女性をターゲットに差別化。
周辺相場より高く、即満室に

杉並区の閑静な住宅街にある賃貸アパート。駅から徒歩15分と離れていることと諸条件から、都心に通うOLをターゲットとして計画を行った。室内を広く極力一体的な空間を確保することと、洗面所を「パウダールーム」として機能よりも第一印象を敢えて優先させることとし「友人に自慢したくなる」ようにデザイン。洗濯などのプライベートな場面は、来客時には隠せるよう配慮を行っている。
反面、風呂は安価なUBとして割り切るなどのコスト的なメリハリをつけて特徴付けを行った。「女性インテリアプランナーによる女性のためのワンルーム」として銘打ったこの物件は、周辺相場より高めであっても即満室となっている。
パウダールームパウダールーム